大井川蒸気シリーズ第3弾!
今日紹介する機関車は、大鐵での動態SL保存の1号です。
「C11227号機」
大井川といったらこの機関車が昔から有名です。
呼ばれ方は…
シーニ・シーツー・ニーニ―ナナ・C2.5(笑)・・などです。
大井川鉄道のSL動態保存が昭和51年から本格的に行われました。
その第1号となったのがC11227号機。
当時はこの機関車しか走っておらず、今では毎日運行のSLも当時は金曜日からの週末に運転されていました。
ずっと大井川で頑張っていますが、2007年から翌年までボイラーなどの大検査の為車庫に入っていました。
2007年以前のC2です。
そしてボイラーを取り換えたC2です。
さてここで変わった所はどこでしょう?
・・・
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分かりやすい一つは煙突の付け根に注目してみて下さい。
以前のC2では煙突の付け根がスカートのように丸くなっていますね。
しかし現在のC2はカクッと煙突が経っています。ここもC3の名残です。
それでは正面を見てみましょう。
C2の特徴といえば北海道時代からあった前面にある手すりです。
カマもやや小さくスマートなイメージがありますね。
こちらは2007年に撮影した以前のC2。
C11190似ではありますが、ナンバーの色や手すり等から見分けがつきます。
デフも付いているため大井川では「標準型」といったところでしょうか。
汽笛は、C2のボイラーを312号機に載せ変えたため、そのまま312号機の汽笛が使われています。
ちょくちょくブログでも書いていますが、大きく鳴らすと音が割れます。
遠くから汽笛が聞こえるとこれはC2だなと一発で分かるほど。
実はこの汽笛も呼ばれ方が多くあるのです。
ズッコケた汽笛、ブタの鳴き声、誰かの悲鳴…。
C2とC3がどちらも生きているんだなと思う所でもありますね。
現在ではC11227+C11312号機という2台の部品を背負って元気に走っています。
大井川蒸気復活のもとになった機関車。これからも元気に、パワフルに走って行ってもらいたいと思います。
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- 2010/05/26(水) 20:40:34|
- 大鉄の蒸気
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